インテリア用語解説|「いってこい」って?

良い部屋にしたい
先生、「いってこい」ってインテリアの用語としても使いますよね?どういう意味ですか?

インテリア研究家
いい質問だね!「いってこい」は、扉の開閉方法を表す言葉だよ。

良い部屋にしたい
扉の開閉方法…ですか?

インテリア研究家
そう。「いってこい」は、引き戸のように一方向にだけ動くのではなく、押しても引いても開く扉のことなんだ。だから、開ける動作と閉じる動作で、扉が同じ場所を「いってこい」する、というわけだね。
いってこいとは。
インテリア用語の『いってこい』は、物をある場所から別の場所に運び、再び元の場所に戻す一連の動作を指します。例えば、家具を移動させる際に、部屋から運び出し、再び部屋に戻すような場合に使われます。
「いってこい」とはどんな作業?

「いってこい」とは、壁紙(クロス)を貼る際に、窓枠や巾木などの部材周りで、一度壁紙を余分に切り込みを入れてから折り返して貼る技術のことです。
具体的には、窓枠や巾木に突き当たる部分で壁紙を必要な長さよりも少し長めにカットし、いったん折り返してから、ぴったりと貼り付けます。
この「いってこい」というユニークな名前は、壁紙を一度「いって(出して)」、また「こい(戻す)」動作からきていると言われています。
インテリアで「いってこい」が重要な理由

お部屋のコーディネートをする際、「なんとなくしっくりこない…」と感じた経験はありませんか? 実は、インテリアにおいて「バランス」は非常に重要で、そのバランス感覚を掴むためのキーワードの一つが「いってこい」なんです。
「いってこい」とは、空間や家具の中で、色・素材・形などを使い分けることで、視覚的なリズムを生み出すテクニックのこと。例えば、ソファを置いたら、反対側に同じくらいのボリュームの収納棚を置く、といった具合です。
この「いってこい」を意識することで、空間にメリハリが生まれ、単調な印象になることを防ぐことができます。また、視線が自然と奥に誘導されることで、実際よりも部屋を広く感じさせる効果も期待できます。
「なんとなく」で終わらせないために、ぜひ「いってこい」のテクニックをインテリアに取り入れてみて下さい。きっと、ワンランク上の心地よい空間になるはずです。
「いってこい」で使いやすさがアップする事例

「いってこい」を取り入れることで、空間の使い勝手がぐんとアップします。例えば、
* -収納ニッチ-壁に奥行きをつけて棚を作る「ニッチ」。奥行きを「いってこい」にすることで、手前に小物を飾るスペースを確保しながら、奥に収納スペースを設けることができます。
* -カウンターデスク-キッチンのカウンターの一部を「いってこい」にすることで、食事をするスペースは広く確保しつつ、ちょっとした作業や書き物ができるスペースを作ることができます。
このように、「いってこい」は空間を有効活用し、生活動線をスムーズにするための工夫と言えるでしょう。
「いってこい」の間違いやすいポイント

「いってこい」は、空間デザインにおいて奥行きを出すテクニックとして非常に有効ですが、いくつか注意点があります。まず、「いってこい」の部分とそうでない部分のメリハリが重要です。全体が均一に凹凸していると、単に落ち着かない空間になってしまいます。また、奥まった部分の照明も忘れずに計画しましょう。暗いとせっかくの空間が死角になり、圧迫感を生む可能性もあります。さらに、収納として「いってこい」を利用する際は、奥行きをしっかり測ることが重要です。使いにくい奥行きでは、収納スペースが無駄になってしまいます。
まとめ|「いってこい」を意識して快適な空間を

「いってこい」という言葉、インテリアの世界では空間の広がりを演出するテクニックとして使われています。玄関からまっすぐ奥の部屋が見通せる間取りを避けたり、収納扉の色味を壁の色と揃えたりすることで、空間に奥行きが生まれ、実際よりも広く感じさせる効果が期待できます。
「いってこい」は、視覚的な広がりだけでなく、圧迫感を軽減し、リラックスできる空間作りにも役立ちます。今回の記事を参考にして、ぜひご自宅のインテリアにも「いってこい」の考え方を取り入れてみてください。
