【基礎知識】ラスモルタル塗りとは?メリット・デメリットを解説

【基礎知識】ラスモルタル塗りとは?メリット・デメリットを解説

良い部屋にしたい

先生、「ラス・モルタル塗り」ってどういう意味ですか?

インテリア研究家

いい質問ですね。「ラス」は塗り壁の下地になる金属などの網状のものを指し、「モルタル」はセメントなどを水で練ったものを指します。つまり「ラス・モルタル塗り」は、この「ラス」に「モルタル」を塗る方法のことです。

良い部屋にしたい

なるほど。ということは、壁の素材そのものというより、作り方を指す言葉なんですね!

インテリア研究家

その通りです!ラス・モルタル塗りは、一定以上の厚さにすると防火構造としても認められる、建築では大切な工法なんですよ。

ラス・モルタル塗りとは。

内装の仕上げに用いられる「ラス・モルタル塗り」とは、塗り壁や塗り天井の下地として使われる木摺りやメタルラス、ワイヤーラス、ラスボードなどを総称して「ラス」と呼びます。中でも、金属製のメタルラスやワイヤーラスの上にモルタルを塗り重ねて仕上げる工法を「ラス・モルタル塗り」と呼びます。 この工法は、一定の厚さを満たしていれば防火構造として認められています。

ラスモルタル塗りとは?

ラスモルタル塗りとは?

ラスモルタル塗りとは、建物の外壁や内壁の下地を作るための工法の一つです。 「ラス」と呼ばれる金属製の網を壁に固定し、その上からセメントモルタルを塗り付けることで、丈夫で平らな下地を作り上げます。

ラスモルタル塗りは、古くから日本で使われてきた伝統的な工法ですが、現在でもその耐久性と汎用性の高さから、多くの建築現場で採用されています。

ラスモルタル塗りの種類と特徴

ラスモルタル塗りの種類と特徴

ラスモルタル塗りは、建物の構造や用途、仕上がりのイメージによっていくつかの種類を使い分けます。ここでは代表的なラスモルタル塗りの種類と、それぞれの特徴について解説していきます。

1. メタルラスモルタル塗り
金属製の網状のラス(メタルラス)を下地に取り付け、その上からモルタルを塗り重ねていく工法です。メタルラスはモルタルとの付着性が高く、ひび割れを防ぐ効果にも優れています。主に強度が求められる外壁に使用されることが多い工法です。

2. ワイヤーラスモルタル塗り
メタルラスよりも細いワイヤーを編んで作られたラス(ワイヤーラス)を使用する工法です。メタルラスに比べて軽量で、曲げやすく施工しやすいという特徴があります。主に内壁や天井など、比較的荷重の少ない箇所に使用されます。

3. リシン吹付タイル
モルタルを吹き付ける際に、同時に着色を行う工法です。多彩な色合いを表現できるだけでなく、防水性や防汚性にも優れています。住宅の外壁や塀など、デザイン性と機能性を両立させたい場合に適しています。

上記以外にも、軽量で断熱性に優れたラスモルタル塗りなど、様々な種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、最適な工法を選ぶようにしましょう。

ラスモルタル塗りのメリット

ラスモルタル塗りのメリット

ラスモルタル塗りは、職人の技術によって様々なメリットを生み出す仕上げ方法です。 まず、自由度の高い設計が可能になります。曲線を描くこともできるため、デザイン性の高い住宅を実現できます。 また、強度や耐久性に優れている点もメリットです。ひび割れにくく、地震や台風などの災害にも強い外壁を作ることができます。 さらに、防火性が高いことも見逃せません。火災時に燃えにくく、延焼を防ぐ効果も期待できます。 このように、ラスモルタル塗りは様々なメリットを持つ魅力的な仕上げ方法と言えるでしょう。

ラスモルタル塗りのデメリット

ラスモルタル塗りのデメリット

ラスモルタル塗りは多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

まず、工期が長く、費用がかかりやすいことが挙げられます。モルタルを塗って乾かすという工程を何度も繰り返す必要があるため、どうしても工期が長くなってしまい、その分の費用もかかります。また、職人の技術によって仕上がりに差が出やすいこともデメリットの一つです。モルタルの配合や塗り方によって仕上がりが大きく変わるため、高い技術を持った職人でなければ、美しい仕上がりを得ることが難しいでしょう。さらに、ひび割れが起こりやすいという点も挙げられます。建物の揺れや地盤沈下などの影響を受けやすく、時間の経過とともにひび割れが発生する可能性があります。ひび割れを放置すると、そこから雨水が侵入し、建物の劣化を招く可能性もあるため注意が必要です。

ラスモルタル塗りの施工事例

ラスモルタル塗りの施工事例

– ラスモルタル塗りの施工事例

ラスモルタル塗りは、建物の様々な場所に活用されています。ここでは、代表的な施工事例を写真と共にご紹介します。

-1. 外壁-

住宅の外壁の仕上げとして広く採用されています。モルタルの自由な造形性を活かし、シンプルながらも個性的な外観を演出できます。

-[写真住宅の外壁にラスモルタル塗りが施された様子]-

-2. 内壁-

リビングや寝室などの内壁にも使用されます。クロスや塗装とは異なる、重厚感のある仕上がりになります。

-[写真リビングの内壁にラスモルタル塗りが施された様子]-

-3. その他-

塀や門柱など、外構の仕上げとしても人気です。

-[写真ラスモルタル塗りが施された門柱]-

このように、ラスモルタル塗りは様々な場所でその効果を発揮します。

-※ 写真はイメージです。-

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