壁紙の「袋張り」とは? 仕上がりとメリット・デメリットを紹介

良い部屋にしたい
先生、「袋張り」ってどういう意味ですか?壁紙を貼るのに関係する言葉みたいなんですが…

インテリア研究家
いい質問ですね!「袋張り」は、壁紙を貼る下準備である下張りにおいて、下張り紙を壁に貼る方法の一つです。特徴は、下張り紙の縁にだけ接着剤を塗って、中央部分は少し浮かせた状態にするところです。

良い部屋にしたい
縁だけ接着するんですね! どうしてそんなことをするんですか?

インテリア研究家
それは、下地との間に空間を作ることで、壁紙の仕上がりが綺麗になるからです。 しわや気泡を防いだり、温度や湿度の変化にも強くなるんですよ。
袋張りとは。
インテリア用語の「袋張り」は、壁紙の下地を貼る方法の一つです。この方法では、下地となる紙の四辺にだけ接着剤を塗ります。接着剤を塗っていない部分は、下地にぴったりとくっつけずに、少し浮かせるようにして貼り付けます。下地となる紙の糊しろは、だいたい4mm幅で、これを30mmほど重ねて貼り合わせていきます。この方法を「ふくろを掛ける」と言うこともあります。
壁紙の施工方法「袋張り」とは?

壁紙の施工方法には、いくつかの種類があります。その中でも「袋張り」は、継ぎ目を目立ちにくくしたい場合に最適な方法です。
一般的に普及している「突き付け」と呼ばれる施工方法では、壁紙と壁紙を突き合わせて貼っていきます。しかし、袋張りの場合は、壁紙の端に糊代を多めにとって重ねて貼り合わせるという特徴があります。
このため、施工の手間はかかりますが、より美しい仕上がりになるというメリットがあります。
袋張りのメリット

袋張りは、従来の壁紙施工に比べて多くのメリットがあります。まず、下地の凹凸や隙間が目立ちにくく、仕上がりが美しくなる点が挙げられます。壁紙を二重にすることで、下地の imperfections をカバーしてくれるため、まるで新築のように美しい壁を作ることができます。また、壁紙の繋ぎ目が少なくなるため、見た目もスッキリとして高級感が増します。さらに、二重にした壁紙の間にある空気層が断熱効果を発揮し、部屋の温度変化を和らげてくれます。冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるため、光熱費の節約にも繋がります。
袋張りのデメリット

メリットの多い袋張りですが、いくつかデメリットも存在します。施工の手間がかかるため、一般的な壁紙よりも費用が高額になりがちです。また、職人の技術によって仕上がりに差が出やすいという点も考慮しなければなりません。さらに、壁紙の選択肢が限られる場合もあるため、事前に確認が必要です。
袋張りが適しているケース・適していないケース

– 袋張りが適しているケース・適していないケース
施工箇所や既存の壁紙の状態によって、袋張りが最適な場合とそうでない場合があります。それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。
-# 袋張りが適しているケース
* 既存の壁紙を剥がすと下地が傷んでしまう場合
古い壁紙を無理に剥がすと、下地となる石膏ボードまで傷つけてしまう可能性があります。袋張りなら、既存の壁紙の上から施工するため、下地を傷める心配がありません。
* 工期を短縮したい場合
既存の壁紙を剥がす工程が不要なため、通常の壁紙張り替えよりも工期を短縮できます。
* コストを抑えたい場合
既存の壁紙剥がしにかかる費用や手間が省けるため、通常の壁紙張り替えよりも費用を抑えることができます。
-# 袋張りに適していないケース
* 既存の壁紙に凹凸が激しい場合
既存の壁紙の凹凸が大きいと、仕上がりが悪くなったり、新しい壁紙が剥がれやすくなったりする可能性があります。
* 既存の壁紙に機能性壁紙が使われている場合
防カビや調湿などの機能性壁紙の上から袋張りをすると、その機能が損なわれてしまう可能性があります。
* 将来的に壁紙を剥がす可能性がある場合
袋張りをした上からさらに壁紙を貼ると、壁紙が剥がれやすくなるため、将来的に壁紙を剥がす予定がある場合はおすすめできません。
上記を参考に、ご自身の状況に合わせて袋張りを検討してみましょう。
まとめ|袋張りで美しい壁紙を長持ちさせよう

「袋張り」は、壁紙を壁面に直接貼るのではなく、下地材を介して施工する方法です。手間はかかりますが、仕上がりの美しさや壁紙の長持ちという点でメリットがあるため、高級住宅などでも採用されています。
この記事では、袋張りのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。袋張りが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
