寺院

家具に関する用語

インテリアを格上げする「緞子」の魅力

「緞子」という言葉を聞いて、具体的なイメージが浮かびますか? 実は、着物や帯に使われるイメージが強い緞子ですが、インテリアに取り入れることで、空間に気品と華やかさを加えることができる、大変魅力的な織物なのです。緞子は、滑らかで光沢のある美しい表面が特徴の織物です。その歴史は古く、中国から伝わった当初は、高貴な身分の人しか身につけることを許されない、大変貴重なものでした。現代でも、その高級感はそのままに、様々なものに使用されています。
家具に関する用語

趣を添える「毛氈」の世界

毛氈。それは、羊毛などを原料とした、温かみのある風合いを持つ敷物です。古くから私たちの生活に根付き、その空間と時間に、独特の趣を添えてきました。毛氈の歴史は古く、起源は紀元前にまで遡るとされています。 中央アジアで遊牧生活を送っていた人々が、羊毛を felting と呼ばれる技法で加工し、敷物や衣服などとして利用したのが始まりとされています。日本へは、仏教伝来とともに伝わったとされており、当初は寺院の仏具や僧侶の敷物として用いられていました。やがて、その質の高さと美しい風合いが貴族たちの間でも愛されるようになり、茶道や華道など、日本の伝統文化において欠かせないものとして、現代まで大切に受け継がれてきました。