手水鉢

家の外構に関する用語

筧と掛け樋:和の庭に涼を呼ぶ水音の仕掛け

筧(かけひ)と掛け樋(かけどい)。それは、日本庭園において涼やかな水音を奏でる、古くから愛されてきた仕掛けです。その音は、夏の暑さを忘れさせてくれるだけでなく、訪れる人の心を癒し、静寂の中に奥深さを感じさせると言われています。筧とは、竹や木を半分に割るか、刳り抜いて作られた樋のこと。そこから流れ落ちる水を受けるのが、自然石や陶器などで作られた蹲(つくばい)です。水は蹲に溜まり、そこから地中に浸透していきます。一方、掛け樋は、屋根の軒先に設置される樋を指します。雨水を効率的に排水する役割を担うと同時に、その水が軒先から落ちる音が、涼感を演出する効果も持っています。筧と掛け樋の歴史は古く、平安時代には既に存在していたと言われています。当時の貴族たちは、庭園に筧や掛け樋を設置することで、自然と一体となる空間を作り上げていました。そして、その涼やかな音色を楽しむという、日本独自の美意識を育んでいったのです。
家の外構に関する用語

和の心『つくばい』:その意味と魅力を探る

日本庭園や茶室の露地などで見かける、背の低い手水鉢とその周辺の石組み全体を指す「つくばい」。その風情ある佇まいは、訪れる人の心を和ませる不思議な魅力を持っています。一体「つくばい」とはどんな意味を持ち、どのように使われてきたのでしょうか。今回は、古くから日本人に愛されてきた「つくばい」の世界をご案内します。
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趣を添える「手水鉢」:その魅力と選び方

日本庭園に欠かせない要素の一つである手水鉢。水琴窟と並び、その涼やかな音色と静寂な佇まいは、訪れる人の心を和ませてくれます。 手水鉢とは、元々は茶道の席で手を清めるために用いられたものでしたが、時代を経て、その美しいフォルムと音色が愛され、現在では庭園に設置されることが多くなりました。 自然石を削り出して作られたものや、陶器で作られたものなど、素材や形状も様々で、そのバリエーションの豊富さも魅力の一つです。 庭園に一つあるだけで、空間を引き締め、奥行きを感じさせてくれる手水鉢。その魅力と選び方について、詳しく解説していきます。