浴室に関する用語 時代を超えて愛される?:バランス釜の魅力を再発見
バランス釜とは、主に一戸建て住宅やアパートなどで見られる、ガスを燃料とした湯沸かし器と浴槽が一体化したタイプの浴室設備です。現在ではあまり見かけなくなりましたが、一時代を築いた人気の設備でした。その歴史は意外と古く、1960年代に登場しました。当時の日本では、まだ内風呂の普及率が低く、薪でお湯を沸かすのが一般的でした。そんな中、火を使わず手軽にお湯を沸かせるバランス釜は、画期的な設備として登場し、爆発的に普及していきました。バランス釜最大の特徴は、水圧の影響を受けずに安定した湯量と温度で給湯できる点です。これは、水道水の圧力とバランスを取るようにガスでお湯を沸かす仕組みになっているためです。そのため、家族が多い家庭でも、誰かが水を使っている間にお湯が冷たくなったり、量が減ったりする心配がありませんでした。
