その他 インテリアに取り入れる『定式幕』
日本の伝統芸能である歌舞伎や能の舞台で欠かせない存在である「定式幕」。黒、柿、緑の三色の縦縞で構成されたあの幕は、実は近年、その美しいデザインが再評価され、インテリアの世界でも注目を集めています。元々は、江戸時代より歌舞伎や能の舞台で場面転換や演出効果のために用いられてきました。その歴史は古く、それぞれの色の意味合いも、黒は「闇」、柿色は「血」、緑は「平和」を表すなど、様々な解釈がされてきました。現代の劇場では、緞帳が使われることも多いですが、伝統的な舞台では今もなお定式幕が使用され、観客を非日常の世界へと誘います。
