家具に関する用語 金華山織の魅力: 家具を彩る豪華な織物
金華山織は、その名の通り、岐阜県岐阜市にある金華山を由来とする織物です。17世紀後半、江戸幕府の庇護のもと、美濃国で誕生しました。当時の最高級織物であった「唐織」や「綴織」の技術を駆使し、豪華絢爛なデザインと重厚な風合いを兼ね備えた織物として、瞬く間に貴族や豪商の間で人気を博しました。金華山織の特徴は、なんといってもその立体感と重厚感にあります。これは、緯糸に複数の色の糸を織り込むことで模様を表現する「割付」と呼ばれる技法や、糸を多く用いることで厚みと重厚感を出す技法など、高度な技術によって生み出されています。金華山織は、その美しさから「織物の王様」とも呼ばれ、襖や屏風、掛軸などの美術工芸品から、現代ではソファや椅子などの高級家具の upholstery にも用いられるなど、幅広い用途で愛され続けています。
