マトラッセ:立体感が魅力の高級ファブリック

良い部屋にしたい
先生、「マトラッセ」ってインテリア用語で出てきましたけど、どんなものですか?

インテリア研究家
「マトラッセ」は、布地に凹凸模様をつけたものですね。キルティングとよく似ているんだけど、キルティングのように縫い付けていないのが特徴ですよ。

良い部屋にしたい
縫い付けてないのに、どうやって凹凸を作るんですか?

インテリア研究家
実は、特殊な織り方をしているんです。経糸と緯糸に2種類の糸を使って、裏糸の張力を利用して表面に凹凸を出すんです。だから、キルティングのような模様になるんですね。
マトラッセ/風通織とは。
「マトラッセ/風通織」とは、インテリアで使われる織物の一種です。縦糸と横糸の両方に2種類の糸を使い、かさね織の技法を応用することで、裏糸の張力で表面に凹凸を作り出しています。この凹凸がキルティングのような見た目を生み出します。カーテンや椅子の張地などに使われることが多く、ふくれ織や風通織とも呼ばれます。
マトラッセとは?

マトラッセとは、フランス語で「詰め物をした」という意味を持つ言葉で、布地に詰め物をした後にステッチを入れてキルティング加工を施したものを指します。絎縫い(キルティング)の一種ですが、特にふっくらとした立体感と、ステッチによって描かれる幾何学模様が特徴です。バッグや財布、ソファなど、様々なものに用いられ、高級感とエレガントな印象を与えます。
独特な織り方と風合い

マトラッセの特徴といえば、何と言ってもその立体的な模様でしょう。この模様は、生地を縫い縮めることで生まれます。表地に中綿を重ね、規則的に縫い込むことで、布地に凹凸が生まれ、独特の風合いを生み出します。この縫い縮める技法によって、ふんわりとした柔らかな質感と同時に、高級感のある奥行きが表現されるのです。
インテリアでの活用例

マトラッセの魅力は、その美しい立体感。ファッションアイテムだけでなく、インテリアに取り入れることで、空間に上品さと心地よさをプラスしてくれます。
ソファやベッドカバーにマトラッセ素材を用いると、ホテルライクの上質な雰囲気に。クッションやベッドスローなどの小物に取り入れれば、さりげなく華やかさを添えられます。
また、椅子張りにマトラッセ生地を使うのもおすすめです。座り心地が格段に向上するだけでなく、空間のアクセントとしても活躍すること間違いなし。
さらに、カーテンやテーブルクロスなど、幅広いアイテムにマトラッセは活用可能です。お部屋のテイストに合わせて、素材や色を選んでみましょう。
マトラッセの魅力とメリット

マトラッセの特徴である、ふっくらとした立体的な模様は、単に見た目が美しいだけでなく、様々なメリットを生み出します。
まず、上品で高級感のある雰囲気を演出できる点が挙げられます。これは、マトラッセが元々は装飾的な寝具として使われていた歴史に由来するもので、現在でも多くの高級ブランドがバッグや財布などに採用しています。
また、キルティング加工によって生地に厚みと弾力が生まれるため、衝撃から中身を守ったり、保温性を高める効果も期待できます。さらに、独特の凹凸が生まれることで、肌に触れる面積が減り、通気性が向上するというメリットも。
このように、マトラッセは見た目だけでなく、機能性も兼ね備えた魅力的なファブリックと言えるでしょう。
お手入れ方法

長く愛用したいマトラッセ製品。その魅力を保つには、適切なお手入れが欠かせません。素材や汚れの程度によって最適な方法が異なるため、まずは製品に付属する洗濯表示をよく確認しましょう。一般的には、デリケートな素材のため、手洗いが推奨されています。中性洗剤を溶かしたぬるま湯で優しく押し洗いし、十分にすすいだ後は、形を整えてから陰干ししましょう。乾燥機や直射日光は、生地の風合いや色褪せの原因となるため避けてください。
日頃のお手入れとしては、柔らかいブラシでホコリを落としたり、風通しの良い場所で陰干ししたりすることが効果的です。また、汚れてしまった場合は、すぐに柔らかい布で軽く叩くようにして汚れを拭き取ると良いでしょう。シミや汚れがひどい場合は、無理に落とさずに、専門のクリーニング店に相談することをおすすめします。
