インテリア上級編!『吹寄せ』で空間に奥行きを

良い部屋にしたい
先生、「吹寄せ」ってインテリア用語で出てきましたけど、どういう意味ですか?

インテリア研究家
「吹寄せ」は、規則的な配置を少しだけ崩すことで、変化とインパクトを与えるデザイン手法のことだよ。例えば、等間隔に並んだ棒を、何本かおきに抜いていくようなイメージだね。

良い部屋にしたい
なるほど。でも、ただ規則的に並べた方がスッキリして見えますよね?

インテリア研究家
確かにそう思うかもしれないね。でも、少しだけ崩すことで、自然でモダンな雰囲気になるんだ。障子や天井にも使われるけど、普通の和室よりも、現代的な家に多く取り入れられているよ。
吹寄せとは。
インテリア用語の「吹寄せ」とは、規則的な配置を意図的に崩すことで、変化とインパクトを与えるデザイン手法です。全体的な印象を大きく変えることなく、自然ながらもモダンな雰囲気を演出できます。
具体的には、等間隔に並んだ細い棒状のものから、数本を抜き取るのが一般的です。例えば、2〜3本ごとに1本を抜くなど、ランダムな印象を与えます。
この手法は、垂木に用いられることもあり、「吹寄せ垂木」と呼ばれます。また、障子にも用いられ、和室というよりはモダンな住宅に多く見られます。天井など、広い範囲に渡って吹寄せを行う場合は、数本まとめて寄せることが多いです。
『吹寄せ』ってどんな技法?

『吹寄せ』って、まるで日本庭園のような奥ゆかしさを感じさせる言葉ですよね。でも、一体どんなテクニックなのでしょうか? 実はこれ、インテリアの飾り方のひとつなんです。
例えば、お気に入りの小物をただ並べて置くのではなく、大小さまざまなアイテムを、まるで風に吹かれて寄せ集められたかのように、あえてランダムに配置するのがポイント。
一見、無造作に見えながら、計算されたバランスが空間にリズムと奥行きを生み出す、上級者向けのテクニックと言えるでしょう。
規則性を崩すことで生まれる効果

お部屋のインテリアに、さらなる奥行きと個性を加えたいと思ったら、『吹寄せ』のテクニックを取り入れてみましょう。『吹寄せ』とは、まるで風が自然に物を集めたように、異なるサイズや形のアイテムをバランス良く配置するスタイリングのこと。特に、規則性を少し崩すことで、空間にリズムが生まれ、心地よい緊張感が生まれます。
例えば、左右対称に置かれたキャンドルスタンドの間に、あえて高さや素材の異なるオブジェを置くことで、視線が自然と中央に集まり、空間に奥行きが生まれます。また、大きさの揃った写真立てを飾る際に、一枚だけ少しずらしたり、角度を変えたりすることで、単調さを回避し、見る人の視線を惹きつけるポイントを作ることができます。
重要なのは、完全にランダムにするのではなく、『少しだけ』規則性を崩すこと。バランスを意識しながらアイテムを配置することで、洗練された印象を保ちつつ、個性あふれる空間を演出できます。
自然とモダンを両立させる

無機質な素材や直線的なフォルムが特徴のモダンインテリア。スタイリッシュで洗練された印象を与えますが、一方でどこか冷たく、無機質すぎる印象を与えてしまうことも。
そんなモダンインテリアに温かみをプラスするのに最適なのが、自然の素材を活かした『吹寄せ』を取り入れるという方法です。
例えば、ガラスベースに流木やドライフラワーを無造作に組み合わせた吹寄せは、空間に自然の風合いと奥行きを与え、モダンなインテリアに柔らかな印象をプラスしてくれます。また、シンプルな空間にこそ、自然素材の持つ豊かな表情が際立ち、洗練された雰囲気を保ちながらも温かみのある空間になるでしょう。
吹寄せ垂木で空間に動きを

空間に広がりや奥行きを生み出すテクニックとして、近年注目を集めているのが「吹寄せ」という手法です。これは、異なる素材や形状のものを、まるで風に吹かれて寄せ集められたかのように、バランス良く配置するデザインのこと。特に、天井から吊るす「吹寄せ垂木」は、空間に動きを生み出す効果があり、個性的な空間作りに役立ちます。
例えば、無機質な印象のコンクリート天井に、木製の垂木をランダムに配置することで、空間に温かみがプラスされます。また、垂木の長さや太さを変えることで、視覚的なリズムが生まれ、単調になりがちな空間に変化をもたらすことができます。
さらに、照明と組み合わせることで、よりドラマチックな空間を演出することも可能です。垂木の隙間から漏れる光は、空間に陰影を生み出し、幻想的な雰囲気を醸し出します。このように、吹寄せ垂木は、アイデア次第で様々な表情を見せてくれる、魅力的なインテリアアイテムと言えるでしょう。
障子への応用で和モダンな空間作り

伝統的な日本家屋に見られる障子。光をやわらかく透過させ、空間を優しく仕切る建具として、現代の住宅でも根強い人気を誇ります。そんな障子に『吹寄せ』の技法を取り入れることで、さらに洗練された和モダンな空間を演出することができます。
例えば、障子の桟を格子状ではなく、ランダムな線で構成してみましょう。まるで風が吹いた後のように、線がゆるやかに重なり合い、空間に動きが生まれます。そこに光が差し込むと、床や壁に美しい陰影が生まれ、奥行きを感じさせることができます。
さらに、障子紙の色や素材にこだわるのもおすすめです。伝統的な和紙はもちろん、近年ではプラスチック製の障子紙など、様々な素材が登場しています。お部屋の雰囲気に合わせて、大胆な色や柄を取り入れてみるのも良いでしょう。
障子に『吹寄せ』を取り入れることで、伝統的な要素を残しつつ、モダンな印象を与えることができます。光と影の美しい陰影が、空間に奥行きと静寂をもたらしてくれるでしょう。
